TOEICで940点取ったS君の話②

受験英語だけであっさりTOEIC940点を取ったS君によれば

①英語は量、英語が苦手な人は量が足りない
②日本語で書かれた解説書を読むよりも生の英語に接したほうが良い。

とのこと。じゃあコレをどうやって実行するかということです。まず①から

①英語は量、英語が苦手な人は量が足りない。

じゃあどうやって量を増やすかというと、まぁ学習時間を増やせば良いんですが、それを言っちゃおしまいですね。S君によれば

・いちいち辞書はひかない

英語を読んだり聞いたりしている最中に、いちいち辞書は引かないそうです。そこで英語が止まってしまうからだそうです。

これは僕も同感です。英語を聞いていてわかんない単語があって、そこで一時停止ボタン押して、スマホで単語調べるとそこで一息入れて、youtube見たりとか、ほかごと始めちゃうんですよね。

・ノートは取らない、書き写さない

辞書をひかないのと同じ理由だそうです。

じゃあ単語はどうでもいいのか、というとそうではないらしく、単語集で一気にまとめて覚えてしまうんだそうです。そのほうが効率がいいそうです。

これって、スピードラーニングの「聞き流す」に通じるものがあるんじゃないかと思うんですよ。(まったく同じとは思いません。それはあとから書きます)

スピードラーニングは「辞書やテキストを見ないで、細かいことを気にせずに、どんどん英語を聞く」という行為をして「聞き流す」と表現している(と僕は理解しています。)わけですが、それと似ていると思うんですね。

私はスピードラーニングと出会って、一気に英語を聞く量を増やせました。もちろん効果もありました。これはひとえに、「聞き流し」のおかげです。それを理論的にS君が教えてくれた気がしました。

②日本語で書かれた解説書を読むよりも生の英語に接したほうが良い。

英語学習における解説というと、文法や構文といったものになるかと思います。私が受験生のころは構文を解説した参考書が人気がありました。

英文を分解して、カッコでくくって修飾語と被修飾語を線で結んだりして、構造を解明してゆくのです。その鮮やかさに「なるほどなぁ・・・」と感心して自分もノートに英文を書き写して、カッコで区切って、線引っ張ったものです。

その話をするとS君は「時間がもったいないですよ」とあっさり切り捨てました。加えて「文法というのは結局のところ語法であって、数学のように厳密なものではなくて例外もたくさんある。

文の前後から意味を確定させるしかない」とのことでした。早い話が、解説読んでるより、生の英語にたくさん触れて慣れるしかないとのことです。

S君に比べればゾウリムシのような英語力ですが、僕は違う意味でこれに同意します。S君のような難しい話ではなく、「英会話においてそんな難しい文法は不要」だと感じるからです。

would could のような仮定法過去、婉曲として理解できる表現も、数多くの英文に出会ってゆくうちに「よく使われる英会話表現」として覚えてしまったほうが早いと思うんです。

ふりかえってみれば学生の頃の英語の勉強は、辞書を引いたりノートを取ったり、文法の解説を日本語で読んだりとそういった作業に費やされていて、英語そのものに触れている時間ってほとんどなかったなぁ、と思います。

これがS君の言う、

①英語は量、英語が苦手な人は量が足りない。

という状況ですね。
そんな私をそこから脱却させてくれたのはスピードラーニングの「聞き流し」がきっかけだったのだなと思います。

しかし、スピードラーニングは効果はあるものの万全だとは思いませんし、S君がいう学習法ともまったく同じだとは思いません。

けれども、「日本人の英語学習に圧倒的に足りないモノ」つまり「多少わからないところがあってもいいから英語をどんどん聞く、英語は慣れであり、量である」ということを実践させてくれる英語教材だと思います。

僕の勝手な思い込みかもしれませんけどね。

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